2015年04月20日

身体操法講習会 〜卓球〜

先日は、身体操法をご指導させて頂いている卓球スクール夢想塾での講習だった。
夢想塾ブログ
http://ameblo.jp/musou-juku/

ここでは講習に来られる方が皆さん元気で、そして熱心で、こちらもご指導させて頂いていてとても勉強になる事があるし、もっともっと伝えたい!という気持ちになってくる。

和気あいあいとしながらも、皆さん自分の身体とよく対話していて気付きを得ていっているようだ。今回の内容は、肩甲骨の動きから入り、手の握り方の違いについてと杖の動作について行った。


肩甲骨は普段、運動をしていない人は意識することがあまりない。運動している人でもついつい忘れていたりする。そういった人は肩甲骨が思うように動かせない。肩甲骨に意識がいっていないのと、その周辺が硬くなっていて動きを制限してしまう。という訳で肩甲骨の可動域を拡げる運動を行った。肩甲骨を上げる、下げる、寄せる、開く等々、色々な方向へ動かしていった。
肩甲骨周りが硬直していると、肩も上がりやすくなってくる。そういう時は、肩を落とすという感覚よりも、肩甲骨を落としていくという感覚でやった方が、肩が落ちやすい。

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という訳で肩甲骨が動いている所を確認してもらっているところ。
これをやると大抵の方からは「気持ち悪い」と言われます(笑)。別の生き物が動いているみたいに感じるようです。





手の握りについては、普通にギューッと握る状態と包み込むように握っていく状態との違いを検証。たったそれだけでも大きな違いがあります。また、身体のまとまり具合も変わってきます。

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杖を通じて捻らない、身体の連動、道具に馴染む稽古をしていきました。普段、意識しない肩甲骨も大いに動かしていき、可動域も広がります。

ここに来られる皆さんは、杖に対して熱心に稽古しています。杖は頭で考え出すとたちまち、どちらの手が前で後ろでどちらの足が後ろで前?といった具合に混乱します。身体の感覚に従う練習にも良いです。

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ここでの講習は、皆さん反応がよく積極的に発言して下さるので、こちらも学ばせて頂く事が多いです。また卓球以外でも、日常生活や他のスポーツについても色々とお話しさせて頂いたりするので、とても刺激になります。今回もありがとうございました!




posted by シンイエ at 09:47| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

雨の日の稽古



先日は、もう月1回が定着しつつある金山孝之さんとの高田馬場での稽古があった。この月に1回の稽古は本当に貴重で、気づきも多くあり、いつもとても実りの多い稽古となる。今回は雨が降っていたが、都会のビル群のネオンと雨のしっとりした雰囲気が、何とも言えない哀愁を漂わせていた。私は都会が苦手で人混みも極力さけたいのだが、乱立するビルのネオン、特にヘリコプターにビルの高さや存在を示すあの赤い灯が何とも言えず好きだ。


話が逸れてしまったが、今回の稽古について。
今回は、杖の足と腕の連動で動いていく動作や、剣術の脚の運び、体幹の重さを伝える事の稽古をしていった。最近、本当に脚部から肚にかけての身体の使い方に気付いてきてからは、まるで自分が別人のように感じたし、何か少しだけ、ほんの少しだけだが、先が見えてきたような気がして本当に嬉しくなった。それで、今回はこの身体の使い方の方向性が果たしてどうなのかという事を、金山さんとの稽古を通じて検証して行きたい気持ちもあったので、杖や剣を使った稽古は正にうってつけだった。脚部と肚の関係に気付いたせいもあってか、杖を使っていても剣を使っていても、始めは腕を使っている感じがいつもより強くでている気がした。落ち着いて、下半身を繋いで行って腕を使わないようにしていくと、やはり今までとは実感として違う動きになっていた。金山さんにも、なにか変わりましたね、大きくなったような気がしますと言って頂き、方向性は逸れすぎてはいないのだろうなと感じた。

金山さんの杖や剣を扱う時の身体の使い方は、本当に纏まっていてブレがなく、見ていていつも気持ちが良い。特に袈裟斬りは身体は全然動いていないのに、剣が動いてピタッと止まるところは、身体と得物を通じた動きを深く考えさせられる動作である。

体術では、自分の最近の気付きをお伝えし、稽古した。また背中の張りや、肩甲骨の具合、肩の落ち方などの感覚を色々と検証していった。やはり相手がいると、全くやる時の感覚が違ってくる。接触している部分の誘いが強く、そちらに意識が行きがちになってしまう。これは、対人稽古でしか得られない感覚なので、とても貴重だ。昔の様に勢いでやってしまうという事も殆ど無くなったので、お互いの感覚を磨いていくには、かなり稽古されている方との稽古は本当に勉強になる。

その後、普段ご指導されている生徒さんが来られ、私は見学と自主稽古という形でもう少しお邪魔した。

自主稽古では手の内の使い方に変化があり、手の握り、肩甲骨の寄せなど改善点があった。また水を切る手という動きも発見した。これは手が濡れた時に拭くものがない場合は、手を振って水を切るが、この時にある独特のアソビが取れる感覚があった。

来られた生徒さんは本当に真面目な方達で、黙々と、しかしよく自分の動きを吟味しながらやっていったように見えた。ただ型を繰り返すのではなく、絶えず工夫していく姿勢が、金山さんの指導を通じて身に付いているのではないかなと思った。

こういった指導者に出会える生徒さんは、本当に良いご縁に恵まれたのだなぁと感じる。
そんな金山さんは、剣術や杖のみならず、生き方の姿勢を学ばせてくれる今では珍しい方の1人です。都心で休日、平日共に活動されているので、興味を持たれた方は1度行ってみると面白いと思います。

金山さんのブログ
http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com

金山さんの剣術スクール
http://www.tate-ken.com


毎回様々な発見がある場をご一緒させて頂き、嬉しく思っております。今回もありがとうございました!


posted by シンイエ at 14:02| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

杖のおもしろさと可能性

気付けば3月も中頃に入り、このままだと3月もあっという間に過ぎていきそうだ。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなんて言葉もあるから、この3ヶ月間の早さの感じ方は昔も同じだったんだなぁなんて思う。


最近のテーマは「丁寧に観ていく」。
動きや行動、心の状態は勢いでなんとかなったり、力づくでやれば案外行けてしまう。
しかし、それは力みを伴ったり不自然に無理をしていたりするので、その後の疲れ方は心地良いものでは決してない。出来ることなら遊びに行った後の心地良い疲れを、普段の生活でも感じたいものだ。


杖に関しても、卓球をやられている方に、腕をなるべく使わずに体幹から振っていく稽古を提案したところ、これは良いですねと言って頂けた。これは、杖を後ろに両脇に抱える様にしてもらい、四点不動のまま股関節を折りたたむ感じで振ってもらう。その動きの感覚が掴めてきたら今度は、杖を前にしてベンチプレスで上に挙げる前の胸に抱えた感じの様に持ってもらい、その状態で振ってもらう。後ろの時よりも腕を使いたい誘いが強いが、ここでもあくまで体幹が主体で動く事が大事。そして最後の3段階目として、杖の下段からの打ちの構えで打つ、というか振る。殆ど杖の下段からの打ちだが、足が移動しないので、その場で足の連動を感じながら杖も滑らせて行かなければならない。これはそのまま卓球のフォア打ちになるそうで、それなりに関心を持って頂いた。実際にやって頂くと、やはりいつもの癖なのか、手で振っている感じが強い。杖を滑らせる感覚も難しいらしく、握って振ってしまうので動作もぎこちなくなる。手の力みを抜いて、足や体幹の連動に任せて動くのは頭では分かっていても、いざやろうとすると、やろう!という気持ちが強くなり、ついつい力んでしまう。そういう状態を丁寧に観ていくのも大事だと思う。


杖は更に、先日行った金山さんとの稽古でも色々ご指導頂く事があり、気付きも多かった。金山さんは高齢者の方にも指導を行っているので、可動域を徐々に広げていくやり方も考える必然性が出て来たらしく、杖を使った体操を教えて頂いた。


木刀や槍、薙刀とは違い、杖はただの一本の棒。たかが棒、されど杖。この杖は色々な可能性を秘めているものであると思う。用途別、目的別、様々な状況、状態に応じて色々なものに変化してくれる。これが杖が好きな理由のひとつかもしれない。


また、脚の使い方という課題も頂いた。
これは今年に入って特に気になっていた事であり、やはりという感じだったが、八卦掌の走圏を身体がやりたがっていたのはこの事と無関係ではないだろう。


こういったインプットの場、アウトプットの場がある事は本当にありがたい。


金山さんにはいつも感謝感謝です。
老若男女問わず剣術や杖術に興味がある方は、是非とも金山さんの元へ1度足を運ぶと剣術や杖術に対する観方、考え方が変わると思います!
http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com







posted by シンイエ at 12:23| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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