2015年03月17日

杖のおもしろさと可能性

気付けば3月も中頃に入り、このままだと3月もあっという間に過ぎていきそうだ。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなんて言葉もあるから、この3ヶ月間の早さの感じ方は昔も同じだったんだなぁなんて思う。


最近のテーマは「丁寧に観ていく」。
動きや行動、心の状態は勢いでなんとかなったり、力づくでやれば案外行けてしまう。
しかし、それは力みを伴ったり不自然に無理をしていたりするので、その後の疲れ方は心地良いものでは決してない。出来ることなら遊びに行った後の心地良い疲れを、普段の生活でも感じたいものだ。


杖に関しても、卓球をやられている方に、腕をなるべく使わずに体幹から振っていく稽古を提案したところ、これは良いですねと言って頂けた。これは、杖を後ろに両脇に抱える様にしてもらい、四点不動のまま股関節を折りたたむ感じで振ってもらう。その動きの感覚が掴めてきたら今度は、杖を前にしてベンチプレスで上に挙げる前の胸に抱えた感じの様に持ってもらい、その状態で振ってもらう。後ろの時よりも腕を使いたい誘いが強いが、ここでもあくまで体幹が主体で動く事が大事。そして最後の3段階目として、杖の下段からの打ちの構えで打つ、というか振る。殆ど杖の下段からの打ちだが、足が移動しないので、その場で足の連動を感じながら杖も滑らせて行かなければならない。これはそのまま卓球のフォア打ちになるそうで、それなりに関心を持って頂いた。実際にやって頂くと、やはりいつもの癖なのか、手で振っている感じが強い。杖を滑らせる感覚も難しいらしく、握って振ってしまうので動作もぎこちなくなる。手の力みを抜いて、足や体幹の連動に任せて動くのは頭では分かっていても、いざやろうとすると、やろう!という気持ちが強くなり、ついつい力んでしまう。そういう状態を丁寧に観ていくのも大事だと思う。


杖は更に、先日行った金山さんとの稽古でも色々ご指導頂く事があり、気付きも多かった。金山さんは高齢者の方にも指導を行っているので、可動域を徐々に広げていくやり方も考える必然性が出て来たらしく、杖を使った体操を教えて頂いた。


木刀や槍、薙刀とは違い、杖はただの一本の棒。たかが棒、されど杖。この杖は色々な可能性を秘めているものであると思う。用途別、目的別、様々な状況、状態に応じて色々なものに変化してくれる。これが杖が好きな理由のひとつかもしれない。


また、脚の使い方という課題も頂いた。
これは今年に入って特に気になっていた事であり、やはりという感じだったが、八卦掌の走圏を身体がやりたがっていたのはこの事と無関係ではないだろう。


こういったインプットの場、アウトプットの場がある事は本当にありがたい。


金山さんにはいつも感謝感謝です。
老若男女問わず剣術や杖術に興味がある方は、是非とも金山さんの元へ1度足を運ぶと剣術や杖術に対する観方、考え方が変わると思います!
http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com







posted by シンイエ at 12:23| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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