2014年11月01日

動きのながれ、滞る事なかれ

昨日はリンクしている武術稽古の探究 ・ 金山孝之
の金山さんと稽古をさせて頂いた。
大体、月に1度のペースで稽古をご一緒しているが、毎回本当に勉強になり新たな稽古の指標を頂く。

今回は特に、杖の使い方と動きの流れ、そして足の運びがとても腑に落ち納得した。
前の日記に手の柔らかさという事を書いたが、ちょうど金山さんも同じ事に着目していたらしく杖術や剣術に対しての手の内を学んだ。
私の観点とはまた違い、誰にでも納得ができ、なんといっても分かりやすい説明に思わず唸ってしまう。
ピアノを弾くように指を小指から折りたたんでいくという説明はユニークな発想で、ピアノのやっていない自分でもなんとなくではあるが感覚が掴みやすかった。
やはりグッと握りしめる動作は、筋肉を固めすぎてしまい、肩も上がりやすくなってしまうために、体幹の力をうまく引き出せない。
如何に手の内を柔らかく、体の動きに沿って使えていくかが重要で、手が主体となっては決して見えてこない身体の質があると思う。
身体の各部分のバランスを見直すいいきっかけになりました。

杖術に関しての動きの流れでは、金山さんが考えて作られた型を学んだ。
初めて見た時は、これできるかなぁと思う位複雑に感じたのだが、一つ一つの動きを学んで行くと、全体の流れが見えてきて一応形としてできるようになった。
ここで金山さんが強調されていたのは、杖では特に動きの連動性、流れが大事であるという事だった。速く動く必要はなく、ゆっくりでいいので技から次の技へ行くときに決して途切れることなく動いて行く。
つまり決して滞る事無く、無駄に力むことなく流れるように技を紡いでいく。
紡ぐという使い方が合っているか、分からないが書いている内に自然と出てきたので、このまま書く。
型を行っていて、感じた事は、とにかく気持ちがいいという実感だった。
2、3回型をやっている内に、自然と身体がその動きを受け入れていると感じた。
これは理屈では決してわからない。だから面白い。この違和感が感じられない型を作られた金山さんのセンスには学ぶべきものが多くある。
自分の動きとして出来るようになってきたら、動画をアップしたいと考えている。

足の運びは、今まであまり着目して来なかっただけに、新鮮であり、自分のやっていた事の欠点がハッキリとわかり、気付きも多かった。
今まで何か足の運びをしていて、最後の最後で足が突っかかる感じがしていた。
それを金山さんが地面に足を突き刺している感じと表現されていたように思うが、それを聞いてピンときた部分があった。
私の今までの動きでは、感覚として足裏や膝の引き上げが甘かった。
そのせいで地面に速く接地してしまい、移動エネルギーがまだ残っている状態での接地になり突っかかる感じがしていたのだと思う。
なので、この引き上げと浮かせる感覚をより長くした所、以前よりこの突っかかりが減っているのがハッキリと感じられた。
これはかなり大きな気付きであり、少し見えてくるものがあった。
事実、金山さんの移動する際の伸びとでもいうのだろうか、移動していく様は、えっ、と驚く位伸びがいい。
この動きに近づけられるように、新たに稽古していきたいと思う。

金山さんには過大すぎる評価を頂いているが、いつも私のよく分からない独特の表現を聞いて頂いて感謝しています。
指導の仕方、謙虚さ、稽古に対する真摯さ、情熱、想い。どれをとっても学ばせて頂く事が多く、様々な点で参考にさせて頂いています。
都心で剣術や杖術を始めてみたい方は、金山さんに指導して頂く事をお勧めします。
私も都心に住んでいたら、毎週通っていると思います。
いつも自分が行き詰った所をなぜか気付きへといざなってくれる。その面白さ。
今回もありがとうございました。


posted by シンイエ at 21:34| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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