2014年09月02日

雨と稽古と確信と

昨日は、約一ヶ月ぶりにリンクさせて頂いている金山さんとの稽古だった。普段こういった対人の稽古や、獲物を使った動きを学ぶ事が無い為に、金山さんとの稽古は本当に多くの事を学ばせて頂いている。

今回も杖術、剣術などを存分にご指導頂いた。杖術に関しては、動きの確認と、手の内が最近は自分の中で変化していかなければならないなぁと感じているので何点かお聞きした。やはり杖は回転体としての動き(ジャイロ回転)と刻々と変化する微妙な手の内、手の形、そして脚部の連動がかなり大事だという事も改めて認識できた。また四方突きの三つ目の動き、これは足の入れ替えと杖を巻き抱えて突く動作をほぼ同時に行うのだが、この時の杖が私の場合、突きではなく打ちに行っている事をご指摘頂いた。今までは上にある手を下へ滑らせながら打ち出して行く感じで、下の手が殆どお留守状態だったと今は思う。これを下の手の突き出す感じも入れると突きになる。足の入れ替えはなるべく最短距離を通って内に入っていく感じがあった。これは一人稽古では気付かなかっただろうなと思う。細かい所の意識をほんの少し変えるだけで、全体の動きが大きく違ってくる。こういった面白さに気付けると稽古ももっと楽しくなると思う。

剣術に関しては組太刀稽古を行った。相手がいるというだけで緊張感が出る。また、打ってきた時に動いて対処せざるを得ないので、自分の動きが引き出される。何回かやっていると、意識が飛んでいて、身体がフッと動いてくれる。やはりいざ相手がいて打ってくると、その場を取り繕う動きが多くなる。腕が主体の動きや、足の運びが詰ったり、力む感じが強く出てくる。これも何回か行っている内に段々と力が抜けて行き、歩法も少しはマシになった。だが、移動しながら剣に体の重さを乗せる事や、鹿島神流の特徴である手首の巻き返しは中々難しく、稽古の必要性を感じた。しかし、特に印象に残ったのはなんといっても歩法に関する事であった。金山さんの一歩の伸びが、そこまで行くのかと思う程伸びていたのだ。実際に自分でやってみると殆どいかない。途中で詰まったり、反対の足が追い越してしまう。重心も後ろからよいしょという感じで運んでいる為に、粗が出る。この時に重心が前に行きたがらないという事にハッキリと気付き、腿裏の硬さや腰が詰まる感じの原因が分かった気がした。感じていた違和感が、この稽古で確信に変わったのだった。骨盤が起きていたり、腿裏の硬さは以前に比べれば大分解消された。しかし、それはただ単に部分的に改善されただけであって、動くという複雑な運動の中で活かされてこなければ何も意味がない。エンジンをいかに改造してもそれを乗る人の技量が上がらなければ、本質的な向上は望めない。このやや前気味の重心で動いて行く事と、股関節周りの動き、上体の安定、これらは今後の研究課題となるだろう。

体術も少しやり、今の自分の考えや、動きを説明させて頂いた。お話ししたい内容が多過ぎて何を言っているのか分からない部分もあったと思うが、それでも少しはお伝え出来たと思う。

2時間というのは本当にあっという間で、一瞬の出来事かと稽古をしているといつも思う。

たまにしかお伺い出来ない自分を快く迎えて頂いている金山さんには本当に感謝です。ありがとうございました!また次の稽古の時までに、身体の精度を上げて行きたいと思います。


posted by シンイエ at 13:16| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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