2014年08月05日

稽古を通じての実感と喜び

昨日は、都心で活動されている武術稽古仲間であり、サイトもリンクさせて頂いている金山さんとの研究稽古であった。たまたま予定が空いている日だったので、是非!という気持ちで連絡させて頂いた。

金山さんは、甲野先生から松聲館剣術技法研究員という名称を頂いていて、その剣術は見ていて美しいものがある。動きも久しぶりに拝見させてもらったが、起こりがより消えていて、初動が分からなくなっていた。剣術以外にも杖術、槍術、体術等様々な武術に精通していて、私も杖術に関しては本当に色々学ばせて頂いている。

昨日は、そんな杖の稽古を中心に行った。今現在、私自身がスポーツ関係の方に杖を紹介する機会があり、その方達に杖を使うことを大変気に入って頂いているので、更に杖について学ばなければ!という想いが湧き出てきて、金山さんに連絡を入れた次第である。

杖の細やかな手の内、手の角度、足と身体の連動、軸の安定、次の動きへの流れ、滑らせる感覚で杖の慣性力を損なわない様にする事等々、改めて気付く事や学ぶ事が沢山あった。普段狭い部屋で稽古することが多い為に、武道場という広い場で杖を存分に使えた事も色々発見があったし、何よりも動いていて気持ちが良かった。今回は連続の型をご教示頂いたので、この動きを掴み、色々応用していけるようになりたい。

ちょっと意外だったが、ヨガについて聞かれたので、今、自分が学んでいて実感としてあることだけお答えした。呼吸法や部分即全体という考え、丹田と仏性の関係。意識を向けて新しい回路を作る。ヨガに興味を持って頂き、やっている側にとっては大変嬉しく話ができた。まだまだこのヨガについてだけでも話をする事が山ほどあったのだけれど、それは次回ということなのだろう。

それ以外にも、今回は色々とお話できたのがかなりの収穫であり、有り難い事だった。金山さんが普段、どういった意識で活動されているのか、今後どういった方向へ進んで行きたいと考えられているのか。教育や人が生きている不思議さ、面白さについて語り合えたのは何とも言えない心地よさと嬉しさを感じた。日常生活において、たわいもない会話をする人はよくいるが、ちょっと深いというか突っ込んだ話ができる相手というのはそうそういるものではない。しかも、それが話の通る人というのはまた少なくなってくる。会話が成り立っているようでも、全く違う前提条件の元にお互いが話していて、それでお互いが話すだけ話して満足してしまうなんてこともある。そういう中で、同じ身体を使って考えて行くことに喜びを感じ、それを伝えたいという想いがある人との会話は通りが良くないわけがない。色々お話しさせて頂いて、深く頷く事が何度もあったし、話して行くうちに、自分の裡から何かが湧き出てくるような感じがした。そして自分の話を聞いてもらう事で、どこかで自分も自分の話を聞いていて、なるほどこういう事を考えていたのだな自分は、とハッとさせられる事もあった。話の起承転結は大事だが、こういう話の通る方との会話の時は、自分の底から溢れてくる言葉の泉をそのまま相手に伝えた方が良いような気がする。思考が入ることによってその内容が脚色されてしまうからだ。とにかくそういう方との会話は本当に貴重であり、愉しく、また自分の考えの整理にもなり、相手方の意見も素直に聞け、有り難いことである。

身体の不思議さ、面白さ。
身体を通しての学び、教育。
感覚の変化に伴う、考え方の変化や捉え方の変化。

色々なテーマが浮かんでくる。


稽古とお話を通じて、やはり身体を使って考え、動いていく事の楽しさを改めて実感したし、これから自分がどう活動していくかについても色々お話しさせて頂く上でとても励みになりました。感謝感謝です。

お忙しいところをわざわざ時間を割いて稽古して頂き、ありがとうございました。また都合がつけば是非とも稽古させて頂きたいと思います。


posted by シンイエ at 16:50| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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