2015年04月14日

雨の日の稽古



先日は、もう月1回が定着しつつある金山孝之さんとの高田馬場での稽古があった。この月に1回の稽古は本当に貴重で、気づきも多くあり、いつもとても実りの多い稽古となる。今回は雨が降っていたが、都会のビル群のネオンと雨のしっとりした雰囲気が、何とも言えない哀愁を漂わせていた。私は都会が苦手で人混みも極力さけたいのだが、乱立するビルのネオン、特にヘリコプターにビルの高さや存在を示すあの赤い灯が何とも言えず好きだ。


話が逸れてしまったが、今回の稽古について。
今回は、杖の足と腕の連動で動いていく動作や、剣術の脚の運び、体幹の重さを伝える事の稽古をしていった。最近、本当に脚部から肚にかけての身体の使い方に気付いてきてからは、まるで自分が別人のように感じたし、何か少しだけ、ほんの少しだけだが、先が見えてきたような気がして本当に嬉しくなった。それで、今回はこの身体の使い方の方向性が果たしてどうなのかという事を、金山さんとの稽古を通じて検証して行きたい気持ちもあったので、杖や剣を使った稽古は正にうってつけだった。脚部と肚の関係に気付いたせいもあってか、杖を使っていても剣を使っていても、始めは腕を使っている感じがいつもより強くでている気がした。落ち着いて、下半身を繋いで行って腕を使わないようにしていくと、やはり今までとは実感として違う動きになっていた。金山さんにも、なにか変わりましたね、大きくなったような気がしますと言って頂き、方向性は逸れすぎてはいないのだろうなと感じた。

金山さんの杖や剣を扱う時の身体の使い方は、本当に纏まっていてブレがなく、見ていていつも気持ちが良い。特に袈裟斬りは身体は全然動いていないのに、剣が動いてピタッと止まるところは、身体と得物を通じた動きを深く考えさせられる動作である。

体術では、自分の最近の気付きをお伝えし、稽古した。また背中の張りや、肩甲骨の具合、肩の落ち方などの感覚を色々と検証していった。やはり相手がいると、全くやる時の感覚が違ってくる。接触している部分の誘いが強く、そちらに意識が行きがちになってしまう。これは、対人稽古でしか得られない感覚なので、とても貴重だ。昔の様に勢いでやってしまうという事も殆ど無くなったので、お互いの感覚を磨いていくには、かなり稽古されている方との稽古は本当に勉強になる。

その後、普段ご指導されている生徒さんが来られ、私は見学と自主稽古という形でもう少しお邪魔した。

自主稽古では手の内の使い方に変化があり、手の握り、肩甲骨の寄せなど改善点があった。また水を切る手という動きも発見した。これは手が濡れた時に拭くものがない場合は、手を振って水を切るが、この時にある独特のアソビが取れる感覚があった。

来られた生徒さんは本当に真面目な方達で、黙々と、しかしよく自分の動きを吟味しながらやっていったように見えた。ただ型を繰り返すのではなく、絶えず工夫していく姿勢が、金山さんの指導を通じて身に付いているのではないかなと思った。

こういった指導者に出会える生徒さんは、本当に良いご縁に恵まれたのだなぁと感じる。
そんな金山さんは、剣術や杖のみならず、生き方の姿勢を学ばせてくれる今では珍しい方の1人です。都心で休日、平日共に活動されているので、興味を持たれた方は1度行ってみると面白いと思います。

金山さんのブログ
http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com

金山さんの剣術スクール
http://www.tate-ken.com


毎回様々な発見がある場をご一緒させて頂き、嬉しく思っております。今回もありがとうございました!


posted by シンイエ at 14:02| Comment(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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